パパ・ア・ラ・ワンカイーナ(Papa a la Huancaína) /ペルー

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Papa  a  la  Huancaínaフレッシュチーズとアヒ・アマリージョ(橙色のトウガラシ)の濃厚なソースを、茹でたジャガイモにたっぷりかけて頂く「パパ・ア・ラ・ワンカイーナ( ジャガイモのワンカヨ風ソースがけ)」。ほくほくとしたジャガイモと滑らかなチーズソースが口の中で絡み合い、見事なハーモニーを奏でてくれる一品である。

ちなみにワンカヨとは、ペルー有数の穀倉地帯マンタロ渓谷に位置する町の名前。ワンカヨ出身の女性が作ったとか、この町で食材を買い付けた人が豊潤なマンタロ渓谷を称賛して名付けたとか諸説あるが、特にこの地の郷土料理という訳ではない。

ただ、ペルー原産のジャガイモをこれほど愛おしく包み込むソースも他にないだろう。その愛情豊かなソースに、豊穣なる土地ワンカヨの名を与えることは、ペルー人にとって決して突飛なことではないのかもしれない。

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パパ・ア・ラ・ワンカイーナ

大地の恵みを包み込む、黄金色のチーズソース

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◆材料)4人分
ジャガイモ 4個
ワンカヨ風ソース
フレッシュチーズ(カッテージチーズやリコッタチーズ) 200g
アヒ・アマリージョ・ペースト 大1
クラッカー 4~5枚
エバミルク 1カップ
サラダ油 大さじ4
ニンニク 1かけ
塩・コショウ 少々

付け合わせ
ゆで卵 1~2個
ブラックオリーブ 好みで
レタス

◆作り方)
1)ジャガイモを茹で、食べやすい大きさに切る。ゆで卵をスライスしておく。
2)ソースの材料を全てミキサーに入れ、滑らかになるまで混ぜる。
3)ジャガイモにソースをたっぷりとかけ、レタスやゆで卵、ブラックオリーブを添えて出来上がり。

アヒ・アマリージョ・ペーストは、輸入食材店で購入可。
ソースの濃度は、クラッカーやエバミルクで調節。
生ニンニクの香りが気になる場合は、他の材料と混ぜる前に刻んで軽く炒めておくとよい。

原田慶子/プロフィール
ペルー・リマ在住フリーランスライター。日本人の知らないペルーの魅力を多方面に発信中。ウェブサイト:http://www.keikoharada.com/