1 バイリンガル教育/オーストラリア

英語が母国語のオーストラリアでは、『バイリンガル教育』とは、どういったものだろうと考えた。私たちみたいな、別の国から移住してきた人たちには、英語習得することが自分の母国語プラス英語ということで、『バイリンガル教育』になる...
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Wembley Primary School 入学申込書

英語が母国語のオーストラリアでは、『バイリンガル教育』とは、どういったものだろうと考えた。私たちみたいな、別の国から移住してきた人たちには、英語習得することが自分の母国語プラス英語ということで、『バイリンガル教育』になるのかなと思う。

こちらの学校、特に小学校では、『ESL (English as Second Language)』というクラスが、大概ある。これは、授業についていける英語のレベルに達するまで、子供が受ける授業だ。入学届けに、必ず『家で使う主な言語』を書く欄があり、もしくは、授業が始まってから先生が子供の英語のレベルを判断して、ESLを受けさせる。みんなが受けているなんらかの授業中にこのESLを受けるため、親に了解はとるものの、英語が基本の学校生活は、「まずは英語! 」が根本にあるはずだ。

ある私立の小学校では、英語が母国語でない生徒が多いため、キャンプや遠足がない学校がある。学校関係者にとって、親子ともどもコミュニケーションがとれないと学校外での行事に危険が伴うからだそうだ。

こういった機会があるからか、習い事としての英語教育を受けている子供なんて聞いたことがない。もちろん、塾に通って国語としての英語の勉強をしている子供は、別のことだけど。

えすと/プロフィール
実は、一大決心をして、東海岸北のケアンズから、西海岸南のパース(なんと!! )に引っ越しました。この引越し、本当に大変でした。 たまに、とんでもないことをしてしまったと深く考えてしまうので、あまり思いつめないようにすごしていても、ふっとケアンズと比べてしまう今日この頃。同じ国なのに、「なんでこうなの~?! 」と思うこの違いを楽しみとして満喫中です。