栗田路子(在ベルギー・ワーテルロー)
コーディネータ、通訳・翻訳、フリーランスライター、支援教育アドバイザー。
大学在学中に米ジョージア州へ交換留学。卒業後、外資系広告代理店にてCM・広告づくりに従事。一度はフツーの奥様となるが20代で夫が急逝。再起をかけて米ニューヨーク州コーネル大学へMBA留学。が、ベルギー人の現夫と出遭い、$に血眼になる学生や教授陣にあっさり見切りをつけて、ルーバン大学(ベルギー)へ転校、そのまま住み着いて今日に・・。
子宝に恵まれず、先端生殖医療に挑むが徒労に。それならと、国際養子縁組に踏み切ったところ、ベトナムから迎えた息子は超重度身心障害児。むくむく立ち直って、障害を持つ孤児の養子縁組を支援する「ネロとパトラッシュ基金」設立(かの有名な童話「フランダースの犬」はベルギーが舞台!)障害児を持つ家族へのこの社会の懐の深さに感動し、障害児の療育や教育について調べ、学び、その経験と知見を発信し始める。昨年、英国シェフィールド大学で「子供における言語およびコミュニケーション障害」(言語学・心理学・教育学・脳神経医学の学際領域)についての専門コースを履修。子供の心身の発達や言語習得のメカニズムを始め、自閉やアスペルガー症候群を含む広汎性発達障害、注意欠損や多動、学習障害などについて世界の最新知識をゲット。バイリンガルどころかマルチリンガルがごく当たり前のベルギーで、娘(彼女もベトナムからの養女)を実験台に、母語三言語(うちでは、仏英和)の可能性にチャレンジ中。
得意分野は「不妊治療」「少子化問題」「教育、支援教育、障害児療育」「子供と医療」「多言語習得」など。
9 0年代始めから、ベルギービールの日本向け輸出の先駆者として奮闘してきたものの、二度の乳癌をきっかけに、2007年4月、セミ・リアイア。家庭菜園と愛犬を楽しむスローライフ実践中。